GT-OIL開発記録

ケミカル屋さんと縁があって、始まったGT-OIL開発ですが、開発を始めた当初はプロデュース役ということでもう少し楽に仕事が出来るかな。
と思ったのですが、自身でのテスト、サンプルテスト、価格へのこだわりと、思った以上に大変でした。
最終的には充填機まで作らないといけないことになってしまったわけでw
サンプルNo1の完成度が非常に高かったのにもかかわらず、半年以上の開発期間が必要でした。
サンプルも結局No6まで作りました。
自分の理想とするオイルに近い物が出来たと思います。
今までのGT-OILに関する投稿をまとめました。

11月上旬
サンプルNo1を元に、より潤滑性をあげたNo2が出来たので、テストしてみました。
金属が擦れている感は皆無で、汚れも少ないです。
No1の特色をより強くした感じですが、、、
んーーデータ的にはいいのですが、踏んだ感じ重いのです。
「たぶん」ですが、オイルへのせん断力に対する抵抗力が大きいのでしょう。
人間の力とつりあいが取れるベースオイルのチョイスがキモですね。
難しいですね。
でも、No1~No2の間にベストなオイルが存在することがわかったので収穫です。
このNo2はシフターなど、メカ部にはかなり良さそうではありますね。
ちなみに、No2は樹脂、ゴム、塗装に対しての攻撃性がほとんどありません。
もうちょい時間がかかりそうですが、11月中には販売できると思います。

10月下旬
サンプルNo1のテストしていただきました。
こんなコメントを頂いています。

・ドライ走行のみで500kmは問題なかった。
・薄く塗れば黒さは気にならない。
 380km(雨天20km込み)はもった。
・歯当たりがスムーズ
・多めに塗ると、ほとんどチェーンの音が聞こえない
・チェーンのゴリゴリ感は全くなくてスルスル回るので全くチェーンに気を使わない。
・チェーン駆動のストレスを全く忘れてしまうような感覚。
・走りだしの感触としては漕ぎ出しの軽さ。その後もチェーン周りの軽さを感じる。
・砂利道を走って砂や埃をひろったが、走りが重くなるわけではない。
 初期の感触ほどの軽さはさすがになくなっていた。
 始終チェーン周りのノイズは少なかった。
・ガタがきてる駆動系に塗布すると一時的に蘇る。
・ひと踏みで実感出来た。

良い意見ばかりで信用性がアレですが、悪い意見は「サンプルの容器が使いにくい」のみでしたw
容器は販売用でちゃんと違うのもを用意します。ご安心を。

自分としては、理想に近いものが出来たと思っていましたが、やはり、好みや主観などがあるので、出来たオイルにいまいち自信が持てませんでしたが、多くの方に「イイ」と言って頂いて、自信が持てました。
ウェット系では、かなりの性能だと思います。
販売までもうちょっと。
準備頑張ります。

9月下旬
自転車のオイルの評価というのは難しいもので、テスト結果なとの数字がいくら良くても、フィーリングが良くないと、総合結果としては、いまいちとなってしまします。
そのフォーリングというのも、個人で違うのもですから、なおさら難しいです。
オイルを提供する側として、皆様にGT-OILを理解してもらうにはどうしたらいいのか悩みどころです。
ぶっちゃけた話、使ってみるのが一番早いわけですが、使えばわかるでは無責任だと思います。
出来るだけの情報を整理して公開していくつもりです。
11月中には製品化したいと思います。

ブレーキワイヤーにGT-OILを使用した場合のテストをしました。
数値的な結果は良好でしたが、操作感のフィーリングで好き嫌いが出ると思います。
テスト結果は後日

サンプルの評価
ウェットのチェーンオイルとしてはいい評価をいただいています。

8月下旬
オリジナルのチェーンオイルのサンプルです。
非常~に高い潤滑性能を有してます。
チェーンに付けた感じ、まず音がかなり静かになります。
踏んだ感じ、ヌメヌメですw
問題はチェーンが黒くなるのが早いかなと。
特徴しては、
チェーンの動作速度に着目し、低速な動作速度で高い潤滑特性が得られるオイルとしました。
雨天での使用を想定し、水がオイルに混入しても短時間に分離するため、潤滑特性が維持できます。

試しに、シフターとワイヤーに入れてみたら、かなり軽くなります。
この潤滑性能はチェーンだけではもったいないので、摩擦低減オイルとして、摩擦が生じる箇所全てに使用できるようにしたいと思います。
このサンプルでは樹脂、ゴムへの影響が少しあるので、改良が必要ですね。
オイルは消耗品なので、出来るだけ低価格で販売したいです。
その前に、販売できる物にしないとアレですがw
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